ア・ラ・グレック(ā la grecque)というマリネ料理を紹介します。
このブログでは、初のレシピ投稿になります。やっぱり面白いのは、「いかにおいしく食べるか」という情報ですよね(笑)。
料理の特徴を簡単に説明します。
- オリーブオイル、ワインビネガーなどで食材をマリネする料理
- 特定の時季に大量に穫れる夏野菜を、無理なくおいしく食べるための料理
- 酸っぱショッパい味で、保存性が高い
- コリアンダーシードを使う
- 調べたところ、キノコのア・ラ・グレックが定番のよう
「ア・ラ・グレック」とは、「ギリシア風」という意味です。
あるお店で食べたものがおいしかったので、作り方を調べて自作してみました。そのお店の方式に倣ってバルサミコ酢を使用しています。多くの場合、白ワインビネガー、もしくは白ワインとビネガーを使用するようです。
では、作ります。
材料
- オリーブオイル 大さじ3
- タマネギ 100g、中1/2個(みじん切り)
- にんにく 1かけ(包丁の腹でつぶす)
- 生姜 1かけ(にんにくと同量、包丁の腹でつぶす)
- トマト250g、やや大きめ1個(一口大よりやや大きめに切る)
- ナス 200g、2本(所々皮をむいて、縦長に切る)
- キュウリ 200g、約1本半(所々皮をむいて、縦長に切る)
- バルサミコ酢 20cc+10cc
- 水 100cc
- 塩 小さじ2
- コリアンダーシード 小さじ2(粗く砕く)
- ブラックペッパー 10粒
- ローリエ 1枚
- レモン汁 大さじ1
- イタリアンパセリ 大さじ2(刻む)
- 粗挽きブラックペッパー 適量
作り方
- 広めの鍋にオリーブオイルを熱し、タマネギを加える。強めの中火でタマネギが透明になるまで炒める。炒め加減は写真参照。
- 弱火にして、にんにく、生姜を加える。1分炒める。
- トマト、ナス、キュウリを加えてまぜる。トマトの形が崩れ始めるまで炒める。
- バルサミコ酢20cc、塩、水100cc、コリアンダーシード、ブラックペッパー、ローリエを加えてまぜる。クッキングシートを載せ、さらにその上に蓋をして、弱火で30分煮る。
- イタリアンパセリ、レモン汁、バルサミコ酢10ccを加えてまぜる。塩味を調整する。しょっぱくておいしいと感じるくらい。粗熱が取れるまで置いておく。
- 粗熱が取れたら、タッパーなどに入れて冷蔵庫へ。1日置いておく。
- 食べる直前に粗挽きブラックペッパーをふりかける。
- 食べる。
酸っぱショッパい味になります。1日置いておくと、野菜に味がしみて酸味や塩味も穏やかになります。
注意点
- タマネギに色をつけないこと。
- 酸味と塩味を利かせることが重要です。最後に調整すればOK。
食材について
- 生姜…調べた限りではア・ラ・グレックのレシピで生姜を使用するものはありませんでしたが、自分がお店で食べたものに倣って生姜を使用しています。
- バルサミコ酢…白ワインビネガー、または白ワイン+ビネガーが一般的なようです。
- ズッキーニ、ピーマンなど、いろいろな野菜を使えそう。キノコやセロリを使用するレシピもありました。
- スパイス…コリアンダー、ブラックペッパーともにパウダーになったものではなく、ホール(粉にする前の、種のままのやつ)を使用します。
では、また書きます。